ダイエットは「見た目をチェンジ」すること!

若かりし頃は「ダイエット=体重を減らす」という考えのみで、とにかく食事制限と運動量を増やすダイエットを繰り返していました。
毎朝、決まった時間に体重計にのって体重チェック。たった500グラムの増減に一喜一憂していました。

体重が増えたら食事を減らし運動を増やす・・・を繰り返していたところ、体重は減ったままキープできたのですが、
偏食が酷くなってしまい、栄養バランスが大きく崩れてしまったことにより貧血を起こすようになっていました。

「健康に見せたいとダイエットしているのに、貧血にまでなっていては不健康そのもの」
と友人に言われてしまい、友人から「体重よりも、見た目を引き締める、浮腫みをとることを意識してみたら?」とアドバイスをされました。
そこで、食事制限の他に2つのことを取り入れました。

まずは「浮腫みをとる」ことです。特に両足の膝下は常に浮腫んだ状態でした。
それまでずっとシャワーで済ませていましたが、毎晩38度の湯船に30分以上はゆっくりと入り、足を下から上にマッサージすることを習慣にしました。
そしてお風呂上りに、オイルを使って保湿兼マッサージをしていました。
下から上に揉み上げるようにマッサージ、膝裏もしっかりマッサージすることを意識したところ、マッサージを始めてから1週間で、友人に「足が細くなったよね!」
と気付いてもらえて、マッサージ効果が見た目に分かるようになったことがとても嬉しかったです。

そしてもうひとつは「部分引き締め」です。特に、「お尻」が垂れていると足が短く見えてしまうということを知ったときはショックでした。
「お尻が1センチ上がると足が3センチ長く見える」と聞き、すぐにガードルを履いてお尻を上げてみたのですが、あの締め付け感がストレスになってしまい続きませんでした。
そこで、「スクワット」を毎日5分間やり始めました。正しい姿勢、正しい方法でスクワットをしないと効果がないと知り、動画を観ながら毎日続けました。
スクワットを始めてすぐには自分で「変わった」ということは自覚できず、心折れそうになりましたが「30日は続ける!」と決めて、30日間毎日5分間スクワットをしました。

1か月が過ぎた頃、自分の後ろ姿を鏡でみたら「お尻と太ももの境目」が以前より分かるようになりました。
お尻が上がった?と何となく効果を感じ始めていました。
そして友人から「スキニー履いている姿を横から見たらお尻がキュッと上がってていいなあ・・・」と羨ましがられたのです。

体重自体は何も変化はしていません。浮腫みをとること、部分引き締めを意識しただけですが、
周りから「なんかひと回り小さくなった?」「ダイエットしたの?」と言われるようになりました。

私の経験から、体重増減ばかりを気にするダイエットよりも、体重にも気を付けつつも「見た目をチェンジ」させる方法があるということです。